2017年09月20日
第1357回 北海道教育大学学長 蛇穴治夫さん
教員養成のためだけの大学と思われがちだが、今は社会から様々な多様性が求められることから、道内5つのキャンパスのうち岩見沢校と函館校は、芸術・文化・地域学など特色を出している。大学で学んだことを生かして地域を活性化していくような学生を育てたい。今日のゲストは北海道教育大学学長の蛇穴治夫さんです。教育大学に勤務して30年。誤解を恐れず話すと、実は北大理学部の頃は研究者になりたかった。しかし狭き門だったので就職先として教育大を選ぶ。入った以上は良い先生になりたくて張り切って授業をしていたが、ある学生が「先生もいつかは大学へ戻るんでしょ?」と訴えてきて驚いた。この授業は理学部でやる内容じゃないかと。小学校や中学校の教職を目指す彼が学びたかったのは、授業を通じてどう人間形成に関わっていくかだった。優秀で意欲的な学生に気づかせてもらったと振り返ります。
国立大学法人 北海道教育大学
国立大学法人 北海道教育大学
Posted by 福津京子 at 07:00│Comments(0)
│大学学長